合葬式墓所
概要
合葬式墓所とは
合葬式墓所とは、複数の方の遺骨を一つのお墓に合同で埋蔵する形式の墓地(共同墓地)であり、家族単位で管理してきた従来のお墓と比べ、以下のような特徴があります。
- 使用料、管理料は一括納付のみで継続して支払う必要がなく、また、承継者(跡継ぎ)も不要
- 墓石などを建てる費用も掛からず、一般墓所と比べて経済的な負担が軽い
- 複数の遺体を一つのお墓に埋蔵するため、埋蔵後は遺骨を取り出すことはできない
※ 市の合葬式墓所は、複数の方の遺骨を併せて埋蔵する(合祀する)ため、埋蔵後は遺骨を取り出すことができません。このため、合葬式墓所の使用については、家族や親族とよく話し合った上で決めてください。
合葬式墓所の概要
- 納骨可能数:約4,000体
- 1体当たりの使用料・管理料
- 使用料:
- 49,660円(納骨袋代、骨壺処分費含む)
- 管理料:
- 104,600円
- 合 計:
- 154,260円/体(原則、一括納付。以後の費用は発生しません。)
使用料・管理料について(補足)
-
遺骨1体につき、又は生前申込み1人につき、154,260円のお支払いが必要です。
(例)遺骨2体、生前申込み2人の場合…154,260円×4体/人=617,040円 - 申込時に使用料・管理料をお支払いいただいた後、合葬式墓所の使用に係る追加費用が発生することはありません。
使用料・管理料のほかに発生する費用について
使用料・管理料のほかに、使用中のお墓の撤去や改葬(遺骨の移替え)の費用、戸籍謄本等公的証明書の発行に係る費用等が必要な場合があります。
遺骨を骨壺から納骨袋に移し替える作業について
- 遺骨を市営墓園でお預かりする際、申請者ご自身で、骨壺から納骨袋に移し替えていただきます。移し替えた後、納骨袋と骨壺を市営墓園でお預かりします。
- お預かりした骨壺は、市が処分いたします(骨壺の処分費は、予め使用料に含まれています。)。
- お墓に埋蔵されていた骨壺は、湿気で中に水が溜まるなど、遺骨の移し替えが大変な作業となる可能性がありますので、墓石の撤去に併せて石材店等に遺骨の移し替えを委託することをお勧めします。
その他
- 合葬式墓所への納骨の立合いはできません。ご了承ください。
- ご遺骨は永年にわたって埋蔵しますが、市が法要などを行うことはありません。読経・法要などが必要な場合は、個別に対応をお願いします。
合葬式墓所の仕様
- 芝生の場所の地中に、約500体納骨可能なカロート(納骨室)を8基設置し、こちらに遺骨を納めます(芝生の下に隠れているため、カロートがどこにあるかは分かりません。)。また、中心にはシンボルツリー(市の花:コブシ)を植樹しています。
- 参拝する場所は舗装するとともに、献花台及び藤棚を設置しています。
- スロープや手すりを設置しています。
合葬式墓所の場所
合葬式墓所は、B地区内にあります。場所が分からない場合は、管理事務所にお問い合わせいただくか、墓所図面をご参照ください。